VPN・Proxy接続を利用して海外のオンライン配信テレビ番組を見る
VPN・Proxy接続を利用して海外のオンライン配信テレビ番組を見る
しかし近年アメリカ合衆国や英国で放送済み番組を後追いで楽しめるサービスが拡充しており、外国語放送視聴マニアとしては何とも気になる存在となっていました。ドラマ、ドキュメンタリー、子供向け教育・・・あらゆるジャンルの番組で「full episode」(フルエピソード)が提供されているというのは大変興味深いことでした。
そうしたサイトでは動画を再生しようとすると
・not available in your region
・only available to viewers within ○○○
といったメッセージが表示されてしまい、見ることはできません。
BBC Oneのライブ放送を見ようとしても、日本からでは地域制限にひっかかって上のようなメッセージが出ます。)
これはregional restriction(地域制限)といって、「米国なら米国のみ、英国なら英国のみ」といった具合に、放送にまつわる権利や法律を守るためにかけられているブロックが原因です。もちろんこれは当然の措置であり、我々も基本的にそれを遵守すべきかと思います。
とはいえ海外放送マニアとしては気になってしまい、以前からネットでその存在を知っていた「VPN接続」というものをテストしてみることにしました・・・(^^;)
■VPN接続だと、どうして見られるようになるのか?
VPN接続を利用すると、日本にあるパソコンを米国や英国など海外にあるネットワークにいったんつなげることになります。海外にある地点を迂回させる形になるため、例えば米国にあるVPNサーバを経由すれば、自分のパソコンがあたかも現地に存在しているかのように振る舞わせることができます。
地域制限をかけているテレビ・動画サイトは、米国内のIPアドレスをまとったパソコンからのアクセスを「あ、このパソコンはアメリカ国内にあるんだな。」と判断し、「では動画を見せてあげよう。」いうリアクションを返してくれるようになります。
ただでさえ遠い海の向こうにある国にネットでアクセスしているところで更にVPNサーバを間に介在させるとなると、スピードが落ちるという欠点はあるようです。
■P2Pや私的なストリーミング配信と比べての利点
ネット上にはP2Pやストリーミング動画配信サービスを経由させて現地のテレビ放送を海外の人に見せている人達が大勢います。そうしたサービスや動画URLを探し出してくればライブ放送を視聴できますが、公式のストリーミングではないためすぐに行方不明になったり、放送局からのクレームを逃れるために頻繁にURLを変えたりすることも珍しくありません。
一方、VPN接続を利用して公式サービスにアクセスするケースでは、URLが変わることもまずなく、常時見られる環境が約束されています。安定した画質、ブロードバンド対応のサービス、充実した録画ファイルの提供など、利点は数多くあります。
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